誰もが相場から自分の望むものを手に入れる

 誰もが相場から自分の望むものを手に入れる
- エド・スィコータ -

これほど深い言葉は他にはないと私は思っています。

しかし、人によっては

「自分が相場から得たいのは利益だけ。

 しかもまだ利益は出てないから何も手に入れてない!」

と思われるかもしれません。

確かにトレードの動機は「利益を得るため」です。

でも、本当に望むものは利益なのでしょうか?

例えばポジポジ病の時。

利益を出したい気持ちがあるからこそ

トレードしているかとは思いますが、それ以上に「トレードがしたい」と望んでいませんか?

他にもチキン利食いをしたとき。

ポジションを持っているのが辛いから、つまり、相場から離れたいと望んで

利食ったのではないでしょうか?

このように、自分のトレードについて

「何を望んでいたのか?」を考えていくと、実は「利益を出す」という目的以上に、

他の事を望んでいたりするんですね。


もっと例を出しましょう。

・損切りしたくないからホールドする

・トレードのスリルを味わいたいからポジる

・負けたのが悔しいからリベンジトレードする

・ポジションを持ち続けるのが辛いから利食う

こんな感じで、実はトレード中に自分の望むことを

やっているんですね。

しかもこれらの行為は必ずしも長期的な利益にプラスに

ならないことも多いのです。

そして、本当に利益を得たいと望むのであれば、

「勝てる手法で一貫して仕掛け、一貫したところで決済する」はずです。

もしこれがなかなか出来ないのであれば、トレード中に他の事を望んでいるのかもしれませんね。

「誰もが相場から自分の望むものを手に入れる」

私は15年ほど前に「マーケットの魔術師」中のエド・スィコータのこの言葉を読んで、

大きな感銘を受けた記憶があります。

そして、今でもこの言葉の意味を考えると本当に深いなぁと感じずにはいられません。

ここまで来ると哲学ですよね。